自分を大事にするということ
表の意識の自分と、
心の中にいる自分は、
どっちも自分という感覚があると
思いますが、
実はちょっと切り離された
存在なのかもしれません。
例えば、
自分で自分を悪くいうことが
あるかもしれませんが、
それは心の中の自分を
攻撃しているのだと思います。
自分の中にいる自分は、
またちょっと違った存在なのです。
多重人格とかありますが、
あれは本当に一人の人間の中に
複数の命が宿るようなことだと
感じます。
というのも、
実際に身近な人の人格が
分離していたことがあります。
「自分が他の誰かを演じている」
というよりは、
「別の人間が内部にできあがる」
という表現のほうが
しっくりくるのです。
それを統合する意識のような
ものも、
薄いですが存在していると
思います。
それが狭義の「自分」なのかも
しれません。
そんな中で、自分と正しく対話する
というのは思いの外難しいわけです。
シンプルに考えれば、
自分が意識できていない領域が
潜在意識なので、
顕在意識で思っていることと、
潜在意識で思っていることは
食い違ってくることはあります。
だから、自分を変えたいと思ったときに、
内部の自分と対話して、
自分を説得するようなイメージを
持つといいのだと思います。
例えば、
反射的にネガティブな感情を
持ってしまうような場面でも、
なぜ自分がそう感じているのかを、
よくよく考えてみてほしいのです。
「どうしたの?」と聞いてあげて
みてください。
自分の中にいる自分に優しく
してあげてほしいです。
自分を大事にするというのは、
心の奥にいる自分を
優しく暖かく、思いやってあげる
ことだと思います。
大切な誰かを見るように、
自分の中の自分を見てあげて
ください。
そうしたとき、自分自身への
捉え方が変わってくると思います。
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