意識を分散させない

知っておくとかなりエネルギーの
セーブができる考え方があります。


それは、意識が分散したときに
かなりのエネルギーが失われる

ということです。


最近はシングルタスクの重要性が
説かれたりしていますが、

あれはもっともな話です。



一度試してみてほしいんですが、
必ず一つのことに集中するようにして
一日を過ごすと、

明らかに心の充足度と、
エネルギー状態、そして作業の効率が
変わってくるのがわかります。



シングルタスクの話でもでてきますが、

人間は基本的に一つのことしか
できません。


昔のパソコンと一緒で、
CPU(処理を行う部分)が

一つしかないのです。


その中でも複数のことを
同時にこなせているように

感じるのは、

短い時間で注意を切り替えることで、

あたかも同時にやっているかのように
錯覚しているだけです。



バラバラというのは
エネルギーが低いというのは
直感的にもわかると思います。


例えばチームの場合を
考えてみると、

メンバーの意識がバラバラの
チームよりも、

統一された意識を持っている
チームの方が圧倒的に
エネルギーが高いでしょう。


自分の中の意識に関しても
同じで、

あれもこれも考えている状態が
エネルギーを低くするのは
自然なことです。


AとBのことを同時に考えている状態は、

一見半分半分に意識を振り分けて
やっているので、

一個ずつやるのと結果的に時間は
変わらないんじゃないか?と

思うかもしれませんが、


意識を切り替えるときに、
コストが発生しているということが

重要なポイントです。


コンピュータも一緒ですが、
別の作業を始めようとするときは、

その作業に関連する情報を、
すぐ使えるところに準備しなくては
いけないのです。


この切り替えのコストが
大量に発生するのが、

同時進行で物事を進めて
意識を分散させている状態です。



体感するのが一番早いと思うので、

一度勇気を出して、一度に一つのことだけ
実行するdayを作ってみてください。


やみつきになると思います。







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