体感覚とマインドセットの紐付け

巷で売られてる自己啓発書には

マインドセットが書いてあります。


「こういう風に考えるとうまくいくよ」


というような感じです。



これは真実を述べているものも

多いと思います。


ただ、それをそのまま

覚えたとしても

使いこなせなければ

何の意味もありません。



使いこなせるかどうかは

何にかかっているか、というと


体感覚とマインドセットの

紐付けができているか?


ということになります。


体感覚


体感覚が何なのかといえば、

「コツを掴んだ」

というときの「コツ」の

ようなものです。



自転車に乗れたときも

そうだと思うんですが、


なんとなくコツを掴んだことで

急に乗れるようになると思います。



自転車に乗れない人に、

自転車に乗るコツを

説明するのは

なかなか難しいです。



体感覚的なものを

言語で伝えようとしているので

当然完璧には表現できません。




結局は、アドバイスをヒントに

自分で何度もトライしてみて

体で覚えていくしかないはずです。





マインドセットの解釈


マインドセットというのは

いわば、

「自転車に乗るためのコツ」

と同じようなものです。



例えば、

「一つのことに集中するといいよ」

というマインドセットがあるとします。


これはすごくわかりやすくて、

なんとなく理解できたような

気になれるかもしれません。



でも、このマインドセットが

指す感覚を掴むのは

実際にはなかなか難しかったりします。



「体を真っ直ぐにしたら

自転車に乗れるようになるよ」



と言われてるのと同じ

イメージです。




なんとなくわかった気になるし、

乗れるかも、という感触を

得られますが、


「体を真っ直ぐにする」

ということに対する


言った人のイメージと、

聞いた人のイメージは


どっかでずれてます。




だからこれを聞いただけで

すぐに乗れるようには

なりません。




「1つのことに集中する」


というのも、


何に集中すべきなのか、


とか


集中するとはどのように

取り組むことなのか、


とか、


そもそも使える時間は、

どのくらいだと想定されてるのか



みたいな感じで、

1つのマインドセットから

演繹される結果は無数にあります。



マインドセットはどう活かすべきか


結局、自転車の例と同じで、


マインドセットをヒントにしながらも

自分で何度も試してみて


体感覚、つまり「コツ」を

体得するしかありません。



本を読んだり、

話を聞いたりしただけで、

なんとなくわかった気になって


人生変わった気がする!


と思っただけで終わったら

意味がありません。



学んだマインドセットを元に

行動を起こしてみて、


このマインドセットが指している

感覚ってどういうものなんだろう?


というのを探っていく必要が

あります。




自分の中で腑に落ちるときがきて、

それによって結果が変わったのだと

したら、


そのマインドセットを体得できた

ということになります。



まとめ


いい話を聞いて

満足してるだけでは、

あんまり意味なくて、


その言葉が指している

体感覚のようなものを

掴まないとね


という話でした。




ではでは。



0コメント

  • 1000 / 1000