普段の習慣が進化のための準備
昨日は、なにか一つでも無自覚の前提を壊すことで、生活全体に変化が波及するという話をしました。
今日は、別の角度から「日々の生活において変化を実感できない」ということに対しての考えを書こうと思います。
まず、タイトルにもしましたが、日常生活というのは基本的に「進化のための準備」です。
普段から勉強する習慣がある人は、それによって徐々に賢くなっていくのは間違いないですが、その蓄積だけで人生が激変するということはあるでしょうか?
すでにすごく高いステージにいる人って、普段からの努力もさることながら、大事な「転機」をうまくモノにして、成長し、能力や精神性を高めていった人たちです。
習慣による積み重ねは、「塵も積もれば山となる」という言葉の通り 、徐々に自分の力になっていくのは間違いないですが、その中でも、重大なきっかけが訪れることによって人は本当に劇的な変化を遂げるはずなのです。
例えばそれは、人との出会いなのかもしれないし、住む場所の変化なのかもしれないし、絶望を突きつけられる出来事なのかもしれません。
だけど、そういう転機となるような瞬間によって人はもっとも変われるはずなんです。
じゃあその転機をきちんとモノにできる人はどんな人か?といったら、それは有効な習慣を継続していて、進化のための準備ができていた人です。
普段から自分を高める習慣を続けていたら、変化の瞬間に必要なエネルギーを自分の中から生み出すことができるのです。
わかりやすい例をあげれらば、なにかのめぐり合わせで出会った人が、ものすごく尊敬できるような人で、その人と一緒になにかやっていきたい!と思ったときに、普段から勉強を重ねてきた人は、そこでその人を惹きつけるような話ができるかもしれません。
チャンスは一瞬なので、そこでガッチリ掴み取らなくてはいけません。
それが成功するかどうかは、普段の準備、すなわち日常生活の習慣にかかっている、というわけなのです。
だから、今は正しいと思っている習慣によって何も恩恵を受けられていないと感じていたとしても、それが進化のための準備だと思って丁寧に取り組むことが必要かもしれません。
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