自分で学ぶ力

本を読んだり、
人に教えを受けたりすることで
人は成長できると思います。



でも、本来そんなことをしなくても
世界を見て、自分の力で
学び取っていくことは
できるはずです。



もちろん、これまで培われてきた
人類の叡智を享受するのは
大事なことです。


ものすごく時間をかけて
得られた知見を一瞬にして
知ることができます。



ただ、それを知識として
知っていたところで、

現実に応用できなければ
なんの意味もありません。



大事なのはそれらが
血肉になってることであり、

そうするには結局自分の力で
腑に落とすしかないです。



究極的に言えば、
最後はすべて自分で学びとるしかなくて、

本や人の話というのは、
そのためのヒントでしかありません。


逆に、本や人からの教えに
固執しすぎるのは害にもなり得ます。



ショーペンハウエルという哲学者は

「読書は他人にものを考えてもらうことだ」

といっていて、

本を読みまくってたら
考える力がなくなるぞ、

みたいな話をしてます。



これはハッとする指摘です。



勉強によって知識を得ることも
大事ですが、

自分で獲得してない上っ面だけの
知識ではなんの意味もないです。



そして、人から得る教えに
執着しすぎるのは
危険とも言えます。



他人からの教えをヒントにしながら
自分で考えて、
実感として理解することが
重要だと思います。


そのためには、
勉強のやり方を見つめなおすことも
必要かもしれません。



では今回はこの辺で。

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