習慣化なんてコツを掴めば簡単だ


習慣が人間を作る


人間は習慣によってできています。


これまでのあなたは、
あなたがこれまでやってきたことの
結果の蓄積によってできています。


人体に焦点を当てれば、
これまで食べてきた食べ物が
吸収された結果あなたが
できたといえます。


同様に、その人の内面的な部分は、
それまでの経験が
元となってできていると言えるでしょう。
(人体も結局、何を食べるのかという
経験の選択によって作られている)


つまり、経験を変える、
すなわち、行動を変える、
特に日常的に行う習慣を変える。
それによって人生は変わります。


これは散々言われてることだし、
そんなことはわかってるよと、
思うかもしれません。

だったら話は簡単じゃないですか?
なぜあなたは人生を変えないんですか?


習慣化の難しさ


習慣を変えれば人生が変わるのなら、
簡単に人生をデザインできるじゃないか、
と理屈としては言えます。

しかしながら、
多くの人がそうできずに
苦しんでいる現実があります。

なぜそんなことになるのか?

それは
習慣化を行うためのルールを
知らないからです。


単純に知識の問題です。
設定を知らなすぎるのです。

ゲームのルールがわからなければ、
そのゲームで勝つのは難しい
というのと同じレベルの話です。

逆に、知識さえあれば
ある程度のところまでは簡単です。

最近の脳科学の研究では、
習慣化に関わる脳の機能の
ルールが解明されてきています。

これを知れば、普通にうまくいきます。


なぜ習慣化は難しいのか


習慣化がうまくいかない原因は
何なのか?というと、

意志力切れです。

意志力は実は有限である
ということがわかっています。

どういうことかというと、
例えば
何かを我慢し続けたりすると、
意志力は消費されていきます。

ダイエットのために
ケーキを我慢しているときに実は
意志力がジワジワ削られていて、


その後仕事を頑張ろう!
と思ってもイマイチやる気がでなかったり、
パフォーマンスが低下したりするのです。

いろんな実験によって
こういうことがわかってきたのです。

つまり、根性論には限界があった
ということです。


意志力という概念


意志力という概念には
馴染みが薄いかもしれません。
それこそ、根性でなんとかなる
と考える人も多いと思います。



そして、途中で諦めてしまうのは、
自分に根性がないからだと思うわけです。



もしくは、本気を出してなかったから
できなかったけど、
本当はできるんだぜ!?


みたいに思っちゃってるかもしれません。


本当にそうならいいんですが、
そうなっていない場合が
大半な気がします。


なぜ頑張れないか?


それは、
単純に意志力を色んな所で使いすぎて、
ガス欠になっているからです。


そんな状態で頑張ろうとしても
頑張れないのは当たり前です。


これは、
「スタミナ切れでもう走れまへん」
となるのと同じ感覚です。


MP使い切ったら魔法は打てません。
気合いで打てるか?
って言ったら多分打てません。

気合いでMPが10くらい
回復することはあっても(あるか?)
全回復することはないし、
量に限りがあるというのは
厳然たる事実です。


何かを続けるとか、

頑張るというのは、
意志力があるからこそできることです。


意志力がなくなれば
つい楽な方に逃げてしまうし、
頑張る気が起きなくなり、
パフォーマンスも落ちるのです。

その結果何かを継続的に行う
ということに失敗します。


意志力の浪費を防ぐ


であれば、作戦は簡単です。
意志力をセーブしながら
必要なタイミングで
使えばいいのです。


RPGで魔法使いを使うとき、
雑魚モンスター相手に強力魔法連発!
なんて真似はしないでしょう。


それと同じで、

どうでもいいことに全力の意志力を
注ぐなんて勿体無いのです。


ゲームキャラのMPの残量は気にするのに
自分の意志力の量を気にしないなんて
おかしな話です。


実はこの視点を持つだけでも
習慣化はずいぶん楽になるのです。


自分の生活を振り返ってみて下さい。


意志力の浪費をしている場面が
たくさん思い当たるのではないでしょうか。


例えば、
あなたがダイエットを頑張ってるとします。

甘いものを食べたい!と強烈に思う。


いやいや、ダイエット中だから
誘惑に負けるわけにはいかない!

なんとしても耐えきるぞ!!


こんな風にしてるとしたら、
この間、意志力をズドーン!と

消費しています。



ただ、
これが無駄遣いかどうかは
あなたの状況次第です。

もしダイエットが今の自分の重要な
ミッションの1つならば、
この意志力とのトレードオフは
妥当なものになるでしょう。

ただし、他のことを頑張るのが
難しくなるというのは事実です。


他にも、無駄に感情的になったり、
ウジウジ悩んだり、迷ったりしてると
意志力を失っていきます。

気をつけてみてください。

意志力を一点に集中する 

要するに、

ダイエットのために食事制限するぞ!

そして、毎日走るんだ!
さらには、勉強も頑張ってしまうぞ!


みたいなことをやると、
習慣化は難しいぜという話です。


そしてできなかったときに、
「どうしていつもできないんだ…」


と落ち込んでるんだとしたら
そこでも意志力を失ってるし、
さすがに滑稽過ぎます。


意志力は無限にあるわけじゃないんですから、
焦点を絞って使う必要があるのです。


つまり、一個一個習慣化していったら
いいというだけの話です。

原理はシンプルです。

これさえ習慣化しておけば、
かなり人生変わるぞ!


という行動はありませんか?

それに絞ってしばらく取り組んでみるのです。


その一歩目から人生を変えていく。
いっぺんに全てを変えようと思っても
上手く行きません。

大事なところから一つずつ変えていく。

その連鎖によって最後は雪崩のように
人生へのプラスの影響は大きくなります。


何を習慣化したいのか


何を習慣化したいのか、一度しっかりと
時間をとって考えてみて下さい。



やろうとしていたことを
一回全部書きだしてみて、
自分の人生と向き合いながら、
どれを最初に習慣化するのか
真剣に考えて下さい。


それが決まれば、
あとはその1つに集中して、
意志力を注げばいいだけです。


まとめ

習慣化は脳の設定を知っていれば、
さほど難しくはありません。


意志力が有限であることを認識し、
一点に使う意識をするだけで
かなりうまくいきやすくなります。



あとは、感情的に過ごして
無駄に意志力を使ってしまう
ということがないように
気をつけましょう。


たったこれだけです。



これだけ実践すれば、
きっと習慣化が難しいことだとは
感じなくなるはずです。

ぜひ試してみてほしいです。

ではでは。


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