後付けの論理を利用する
基本的に人間は、
本能的に反応を決めた後に、
その反応に対する
それっぽい理由づけをします。
理由が先にあって
その反応を選ぶわけじゃないのです。
逆を言えば
反応を改めて決め直すことをすれば、
どんなこともできるようになります。
どういうことかというと、
まずは反応を選ぼうとしている
理由を疑うことをします。
こういう理由があるから、
こういうことをしようと思ったけど、
その理由は後付けなので、
そこを疑うのです。
例えば、このダイエット器具がほしい!
となったときに
芸能人も使ってるから!
今が期間限定で安いから!
数量限定でなくなるかもしれないから!
という理由で、それを買う判断をした
と、"錯覚"しているのです。
本当は、買いたい!
が先にあります。
そうなったときに、
なるほど自分は買いたいのか、
とまずは受け入れることが重要です。
その上で、買うのか
あえて買わないのかを選べます。
逆を選ぶときは、
その理由は自分でまた後付けすれば
いいのです。
これができると、
本能的な反応を"自分の考え"だと
錯覚して選択する状態よりは
少なくとも自由になれます。
なんでも、は言い過ぎかもしれませんが
たいていの反応をコントロールできる
はずです。
練習してみてください。
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