「何かを意図した努力」を支える意志力

上手くいった人を分析する際に、
あの人は意志が強いから
上手くいったんだ!

というような評価をしたりします。


しかし、
意志力について
研究からわかっていることは、

遺伝子によって左右される
という根拠は今のところ
ない、ということです。



さらに、意志力は有限なものである
というのもわかっています。



1日のうちに、意識的に
頑張れる時間は限られている
ということです。



要は、この資源の使い方が
うまいかどうかという話だと思われます。



意図的な努力をして、
フィードバックを得て、
考察し、
また努力する、

というサイクルが大事だという
話をこの前書きました。



しかし、これをいかに続けるか、
というのが問題になります。



その際に必要なのが
意志の力です。



基本的な戦略は、
意志力を余計なことに使わない、

ということと、

短時間で集中して、
意識的な努力をする、

ということです。





まずは、意志力の浪費を防ぐ
方法ですが、

悩んだり、迷ったり、

という要因でも意志力は
ジワジワ削られます。


鍵を握るのはルーティン化です。



習慣になってしまったものは、
機械的にこなせるので
意志力をそれほど使いません。


なんとなく歯を磨いたりできるのと
同じです。



基本的には、意志力の維持は
ストレスとの戦いです。


なので、やりたくないけど
やらなければいけないこと、

みたいなのは、
サクッと機械的に、
何も考えずにこなす、

というのがポイントになります。


嫌だなー、やりたくないなー
とか思ってると
意志力がもったいないです。

やると決めたなら、無心で葬りましょう。



さて、意志力の温存を可能な限り
やったら、

それを自分が高めたいスキルの
訓練に思いっきり
使いましょう。



ただし、いくら温存してても
有限なので、

長時間やっていたらどこかで
息切れします。


疲れたー、もう集中できないー
と思ったらスパッとやめるべきです。


だらだらやる練習や訓練などは
害はあっても得るものは少ないです。


ただ時間をかければいいわけじゃない
ということも研究から
明らかになっています。



いかに、スキルを高めるために、
頭を使いながら努力している
時間を増やせるか、

というのが肝になります。



最初は短時間でいいので、
勉強なり、訓練なりの、
細部に常に注意を払いながら、

成長するために意図的な努力を
している状態を作ることです。



この状態を作るためには、
かなり集中力を必要とします。


が、これをやりさえすれば
成長するはずなのです。



集中力を維持する必要があるため、
睡眠も大事だと
言われています。


できれば寝ましょう。


無理なら15分程度の
昼寝を入れるとかでも
いいと思います。



とにかく極限に集中し続ける
ためのエネルギーを確保しましょう。



今日伝えたかった内容は
こんなところです!


また、ちゃんとまとめたものを
作りたいなー。

とりあえず
今日はこのへんで。

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