専用場のエネルギー
何をやるにしても、
それ専用の場を設けるということは、
非常に効果のあることです。
例えば、分かりやすいのは
寝室です。
不眠を治す上では常識ですが、
寝室で寝る以外の行動は
極力避けるべきです。
なぜなら、
脳は場所と行動をセットで
記憶するという性質があるからです。
つまり、寝る前に
ベッドでスマホゲームを
やろうものなら、
スマホ画面を見ることで
交感神経が刺激される上に、
寝室はゲームをやって、
興奮する場所だという
関連付けを
脳が覚えてしまいます。
そうなると、なかなか眠る
ことができなくなります。
ベッドで眠れない日が続くと
さらにその関連付けが
強化されてしまい、
悪循環にはまってしまう
恐れもあります。
ベッドに入って
15分くらい眠れなかったら、
一度別の部屋に行って
リラックスする
というのが一番です。
話はそれましたが、
脳の仕組みから考えても
専用の場を設けることは
パフォーマンスをあげる
上で大事なことです。
以前、電車で毎日
1時間くらい通学をしていました。
その間乗り換えもないので、
結構な頻度で電車で
寝るようになったことがあります。
そうすると不思議なもので、
電車で本でも読もうと
思ってるときも
気付いたら爆睡してたり
します(笑)
今はそれもなくなったんですが、
慣れると電車でも
簡単に寝てしまうのです。
この特性を味方につける
ためにも、
それぞれの場所を専用場として
調整していった方がいいです。
例えば、
勉強をする場も
勉強用に調整すると良いです。
きれいに整えるのはもちろん、
寝る部屋と一緒だったりすると
集中しづらかったりします。
一人暮らしで一部屋しかない
という人もいると思いますが、
その場合はベッドが
視野に入らないように
区切りを設けるといいです。
他のポイントとしては、
背中に壁とか本棚とかを配置すると
安心感が出ます。
入り口を背に向けると
無意識に注意が削がれるので、
入り口に向かい合う形で
勉強机を配置するのがいいです。
(社長の部屋みたいなイメージ)
あとは角が自分に向かわないように、
梁の下に入らないように、
という感じですね。
このくらい気をつけるだけで
かなり変わるはずです。
集中しやすい専用の場を
作っておけば、
脳がそこを集中する場と
覚えてくれるので、
勉強時のパフォーマンスは
簡単に上がります。
集中しやすいカフェを
勉強用として
使うのもいい手です。
他にも色んな行動に対して
専用場を作っておくと、
環境のエネルギーを
味方につけることができて
色々捗ると思います。
ではでは。
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