必要な情報だけ取ってこればいい
多くの人は、これまで受けてきた
教育によって多かれ少なかれ
洗脳されてると思います。
勉強のスタイルもその影響を
大きく受けていると感じます。
例えば、
日本の学生は教科書とか参考書を
丁寧に最初から最後まで
理解する人が多いと、
ある大学教授が言っていました。
それを
真面目
と表現し、
美徳であるかのように扱います。
しかしながら、実際には
必要な情報だけサクッと取ってきて
さっさと結果を出すやつの方が
優秀なわけです。
文章を書くトレーニングにしても
間違ったことを教えられてきたために、
日本人の文章は下手だと言われます。
読み手が難解な文書を解読するのが
当たり前という空気なわけです。
しかし、欧米はそんなことはなくて、
読んでわからないということは、
書き手の問題だという認識があります。
論理的で分かりやすい文章を書く
トレーニングをきちんと
受けていて、
読み手も、書いてあることを
バイアスなしに読むべきだという風に
教わっているのです。
日本の学校で課されるアホみたいな宿題に
感想文
というのがあります。
原稿用紙何枚以上!
と、謎の枚数指定がされるわけです。
そうなると、学生は
長々と冗長に文章を書く術を身につけます。
でも冷静に考えて欲しいですが、
文章は短ければ短いほど
いいに決まっています。
余計なことをダラダラ書くことによって、
読み手を疲れさせて何の意味があるのか
さっぱり理解できません。
こういう謎の文化は、
当然、当初は狙いがあったわけです。
しかしながら、時代が変わり、
求められる能力が変わっているのに、
常識や、教育の方が変わっていないから
おかしなことになるわけです。
日本の教育は、従順で勤勉な
労働者を生み出す教育としては
優秀だと思います。
でもそこに気づかずに
乗っかってしまっているのは
やばいと思うので、
早く自覚してくださいね。
で、話がだいぶ逸れてしまったけど、
最初言いたかったのは、
必要な情報や知識だけ取ってこれれば
勉強としてはとりあえず成功だよ、
ということです。
何か本を読むにしても、
最初から最後まで100%理解すべきな場面って
そうそうないよ、
ということですね。
あえてそれをやってるならいいんですが、
なんとなく全部理解しなきゃ!
ってなってるのは労力の無駄遣いなので、
気をつけて欲しいと思った次第です。
ではでは。
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